波動の高い人を惹きつける
テーマ:Gratitude
カテゴリー:出会い
キーメッセージ: 「労を厭わない」気持ちをもって事に当たることの大切さ
人が好きだ。
その人がどのような人生を歩んできたのか? その人の人生に大きな影響を与えた “人との出会い” とは? その出会いに導かれたきっかけとは? と、人に対する興味は尽きない。
人との出会いは、自分の状態を映す鏡のようなものだと思う。
向上心に溢れ、ポジティブなエネルギーを放っている人を、「波動が高い人」とする。
そんな波動が高い人の出会いがあると、自分も前向きで、ワクワクしている状態にいることが実に多いことに気づかされる。
まるで、波動が呼応しあうかのように、互いに惹き寄せあうという体験をこれまで多くしてきた。
どこからともなく訪れるそうしたご縁。
今日は、そうしたご縁のエピソードの一つを紹介したいと思います。
Sさんとの出会いは、昨年の春、届いた一通のメッセージがきっかけでした。
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中村様
はじめまして。
A株式会社で管理部長をしておりますSと申します。
鳩山玲人さんの新著で中村様のご活躍を拝見し、「僕が学び続ける理由」のブログに辿り着きました。ブログで書かれていたLEADersと中村様との交流の様子や、LEADcastに登場されている皆さんのパワフルなメッセージに、とてもワクワクしています。
ちょうど、オンラインMBAなど、何か海外の同級生と一緒にビジネス課題に取り組める学校を探しておりましたので、9月からのLEADに応募したいという気持ちが高まっています。LEADの存在を存じ上げなかったので、このタイミングで知ることができ、中村様の情報発信に感謝しております。思わず、メッセージをお送りしてしまった次第です。
(以下、長文失礼いたします...)
少し自己紹介をさせていただきますと、現在(当時)、私は、人事・経営企画・広報を除くコーポレート全般の責任者をしております。(省略)毎月、新しい知識を得ながら目先の課題に対応しつづけないといけない状況で、Udemyのスタートアップ経営講座、新規事業のビジネスプランニングやプロダクトマネジメント講座、デザイン講座、経理・会計講座などに本当に助けていただいています。
私がLEADに関心を持っている背景をご説明します。現在、弊社は外国人エンジニア採用を進めており、それに伴う社内の英語化にも取り組んでいます。それに加えて、将来的にはビジネスの海外展開も考えております。そのためには、社内教育の強化が肝要であるため、英語学習プログラムの見直しや、新卒・中途入社メンバー向けの営業研修のアップデートなどに手を付けているところです。そして、単に社員に対して学習機会を提供するだけでなく、私自身、常に新しい挑戦をし、そこで学んだものを会社の仲間に共有していきたいと思っています。 LEAD応募のために卒業生にお話を伺えるととても嬉しいのですが、もし、LEAD卒業生コミュニティーの方で、スタートアップの経営・管理に関わっている方がいらっしゃれば、是非、「どのようにLEADでの経験を社内に還元したか」をお聞きしたいです。厚かましいお願いで恐縮ですが、もし、心当たりの方がいらっしゃれば教えていただけませんでしょうか?
また、中村様自身のご経験として、LEADで学ばれたことは、どのように今のお仕事に活きているかも、是非教えていただきたいです。
S
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日本から届いた心のこもったメッセージ。15時間後に、僕はこのような返事をしていました。
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Sさん
はじめまして。メッセージをとても嬉しく拝見しました。ありがとうございます。
私の拙い経験でよろしければ、喜んでお話させていただきたいと思います。
来週以降追ってご連絡差し上げるということで暫しお時間頂けますと幸いです。
Kane
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そうして繋がったSさんとの対話は知的好奇心を大きく駆り立てるものでした。
何よりも、Sさんの行動力には感嘆するばかり。
先述の本で私が取り上げられている箇所は3頁弱。しかも「ナカムラさん」という紹介のみ。
そこから私を探し出し、メッセージを送るまでの行動力。
お話をする前から、僕の心はワクワクしていました。
そして、想像通り意気投合。そこから日米を跨いで「知」のキャッチボールが始まり、それは今も続いています。
今や、ボタン一つで、簡単に人と人とフォローし合い、繋がれる便利な時代。出会いの広がりはまさに無限。
そんな時代だからこそ、考えてみたいのは、深いレベルで人と繋がり、高い波動で共鳴し合える出会いの意義と価値。
Sさんとの出会いは、何事においても「労を厭わない気持ちをもって事に当たる」ことの大切さを教えてくれました。
そして、それこそが波動の高い人を惹きつける大きな鍵なのかも知れないと。